「自分の街で、お気に入りのスポットやお土産はありますか?」
その街の今の魅力を一番知っているのは、きっとその街で暮らす人です。この記事では、北海道にゆかりのある方にアンケートを実施。個人的な趣味や視点を交えた、街のおすすめスポット&持ち帰りたいお土産品を教えて頂きました。
\北海道のおすすめを教えてくれた人/
竹島 風子さん HOKKAIDO TO GOプロジェクト アシスタント
北海道札幌市出身。大学進学を機に東京に移るまでの19年間を、北海道で過ごす。高校2年の夏休み、家族旅行で道内の「道の駅スタンプラリー」を全制覇した際に、その土地土地でオリジナルのソフトクリームを食べ、その多様性に感動し、「わたしはソフトクリームを極めよう」となぜか志す。これまで400種類以上のソフトクリームを食べ歩き、味や店の雰囲気等の感想を記録し続けている。両親は現在札幌市内でサンドイッチ屋を営んでいる。ソフトクリームの他に好きなものは「服飾」「インドカレー」「がっちりマンデー」
instagram:fuu.1997
ソフトクリーム instagram:softservelover
ハサミヤ(サンドイッチ屋):hasamiya
お洒落カフェに隠れた逸品、『ミライストカフェ&キッチン』 *5月〜6月店舗移転のため閉店中
札幌はすすきの、昼夜問わず人が集まるエリアの一角に「ノルベサ」と呼ばれる商業施設があります。そこの一階にあるのがこちらのカフェ。
真っ白で天井の高い店内に、「綺麗なカフェだな〜〜」くらいの軽い気持ちで訪れたわたしは、そのソフトクリームの本気度に驚かされました。
北海道の道東地方に位置する「標茶(しべちゃ)」で育ったブラウンスイス牛の乳のみを使ったソフトは、さらっとしゃりっと食感、口に入れた瞬間は「無味?!」と思うほど甘みも控えめで大人しいですが、めちゃめちゃに濃い牛乳の味が後から追いかけてきます。なんというか、「牛乳」というより「生乳」というくらい。
アクセスの良さ、手軽さもピカイチです。持ち帰りも出来ますが、綺麗なグラスでいただくのがおすすめです。
標茶産プレミアムソフトクリーム 400円
『MIRAI.ST cafe & kitchen』6月中旬オープン予定
〒060-0001 北海道札幌市中央区北1条西3丁目3 敷島北一条ビル地下1階
王道ソフトクリームの傑作、 『八紘学園 農産物直売所』
札幌産の牛乳でつくられているのが、こちらのソフトクリームの大きな特徴。牛を育てているのは、八紘学園という札幌市内の農業専門学校の学生・職員さん方なんです。
真っ白で頼もしい巻きのソフトは、味わうほどにじっくりとフレッシュな牛乳の風味がやってきます。ガツン!とインパクトのあるタイプではないのですが、絶妙な濃厚さと非常にすっきりとした後味は、王道の王者、という感じ。素朴な直売所の雰囲気と相まって、しみじみ余韻の残る美味しさです。。。。
満腹具合にかかわらず、本当にぺろっと食べられてしまうので、行かれる際は「大サイズ」を選ばれることを強くお勧めします!
ソフトクリーム 大サイズ 290円
- ソフトクリームの価格は、2019年4月20日から以下に変更になります。
ソフトクリーム大サイズ 300円 小サイズ 180円
ココアワッフルコーン 320円
好きなソフトは、と聞かれたら私はここを答えたい 『北海道箱根牧場』
新千歳空港と同じ、千歳市にある箱根牧場さん。
とれたての牛乳でできたソフトは、とにかくさっぱりすっきり、「ザ・フレッシュ」という味わい。
牛乳が得意でない方でも楽しめそうな、優しい柔らかい美味しさです。
あっさり牛乳味のソフトが好みの私にはどストライクでした。
ワッフルコーンも、平均より薄めのかるっとした食感で、ちょうどいいバランス。朝の牛乳がわりに毎日食べたいような、ソフトクリームです。
牧場のソフトクリーム 300円
その繊細精巧な味わいは、一度では理解しきれないほど 『玉翠園 本店』
札幌のお茶屋さんであるこちらのお店。
ここのソフトは、まちで見かける「お茶屋さんのソフト」とは次元が違います。
十勝産牛乳の真っ白なソフトクリームを一口すくうと、極限まで砂糖を抑えた「北海道完熟宇治抹茶」のアイスクリーム、北海道産粒あんの甘さ、さくさくとした炒り玄米の食感が次々と顔を出します。
まず驚くのは、ソフトクリームの美味しさ。非常に甘さ控えめで滑らか、乳独特の匂いも皆無で、抹茶を引き立てるべく、ひたすら脇役に徹しています。
抹茶アイスの素晴らしさは言わずもがなです。ただただ苦いばかりの近年の抹茶アイスにアンチテーゼを唱えるような、しとやかながら確実な美味しさがあります。
抹茶のワッフルコーンがひとつひとつ手焼きであるため、数量限定となっているこちらのソフトパフェ。店主の果てしないこだわりを、一度ご賞味ください。
雪萌えパフェ デラックス 470円
『medo』
最後は食べられないソフトクリームをひとつ、紹介します。
こちらは1点1点手作業で作られている、エナメルのアクセサリー。”札幌発 New wave七宝焼き” として、札幌を拠点に販売されています。
ソフトクリームモチーフである上に、とにかく質感がかっこよく、私は迷わず2個購入しました。この他にもジャンル問わず様々なデザインのエナメルがあり、同一のモチーフでも同じものは一つとしてないのが、また魅力です。
ソフトクリーム 2000円
medo
HP:https://medoenamel.thebase.in/
instagram:https://www.instagram.com/medo_enamel/
- 竹島 風子
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北海道札幌市出身。大学進学を機に東京に移るまでの19年間を、北海道で過ごす。高校2年の夏休み、家族旅行で道内の「道の駅スタンプラリー」を全制覇した際に、その土地土地でオリジナルのソフトクリームを食べ、その多様性に感動し、「わたしはソフトクリームを極めよう」となぜか志す。これまで400種類以上のソフトクリームを食べ歩き、味や店の雰囲気等の感想を記録し続けている。両親は現在札幌市内でサンドイッチ屋を営んでいる。ソフトクリームの他に好きなものは「服飾」「インドカレー」「がっちりマンデー」
instagram:fuu.1997
ソフトクリーム instagram:softservelover
ハサミヤ(サンドイッチ屋):hasamiya